ガクメン0084

【まっち棒@豪徳寺】

<場所>
世田谷区豪徳寺1-8-5、03-3420-5194、11:00〜翌1:00、月休

<内容>
今年ブレークした和歌山ラーメンの中で、最初に東京進出をはたしていたのがこのまっち棒です。最初の店は池尻大橋店ですが、そこの営業時間は夕方から。しかし、この豪徳寺店は昼からの営業ということで、ガクメンしやすい良いお店です(^^ゞ
首都圏で食べられる和歌山(系)ラーメンは、まっち棒、井出商店、のりやの3店ですが(98年当時)、これらの味は井出系と呼ばれる醤油を豚骨と鶏ガラスープで割った、トロリとした茶濁のスープが特徴です。もう一つの和歌山ラーメンは、車庫前系と呼ばれるあまり濁っていない醤油のスープ。
と言う訳で、スープは茶濁です。「あっさり・ふつう・こってり」を選べるようになっており、私はこってりで頼みました。出てきたラーメンは、すぐにでも表面に脂の膜が張るようなこってりスープで、これだけでも嬉しさで顔がニヤついてしまいます。匂いはトンコツが前面に出ていますが、表面を覆う脂の旨味は鶏ガラでしょう。井出商店同様、始めは多少えぐみを感じるスープでも、飲んでるうちにそれほど気にならなくなりました。
麺はやや細めのストレート。和歌山ラーメンのお約束で柔らか目の茹であがりです。しかし、井出商店で試して納得したのですが、このスープには固めの麺よりも柔らかめの方が合いますね。麺自体に特筆する事がなくても、あのトロトロスープがしっかり絡んで美味しく食べられます。
トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギ、それに和歌山ラーメンのもう一つのお約束である蒲鉾が乗ります。本当は花の形をした蒲鉾が正当のようですが、まぁ東京と言うことで紅い縁取りの蒲鉾が使われています。
でも、テーブルには和歌山製の早寿司(鯖の押し寿司)が置いてあるのだから、蒲鉾も取り寄せれば良いのに。と思うのは私だけでしょうか(^^;
デフォルトのネギの量では、やはりこのスープには物足りないので、ネギフリークにはネギラーメンがお勧めでしょう。(98.12.3)

<額麺>
中華そば650円、月見そば700円、多具山ラーメン1050円、ねぎそば800円、つけそば700円、早寿司150円

<近隣施設>
強いて言えば国立小児病院、関東中央病院