ガクメン0081
【ラーメン二郎吉祥寺店(特集二郎その1)】
文責:ピエールMiyasaka(ジロリアン)です。それでは早速ご紹介させていただきます。(98.10.23)
<場所>
吉祥寺駅から徒歩15分ぐらい。北口(井の頭公園とは反対の口)を五日市街道に向かって歩き五日市街道に出たら左へ行き成蹊大学のすぐ手前。
住所:武蔵野市吉祥寺北3−4−3
<内容>
二郎には大きく分けて2つの系列に分けられます。量産店と独自のオリジナリティーをもった店です(注1)。吉祥寺はまさに後者を代表する店でジロリアン(注2)には非常に評価の高い店です。ここの注文方法は始めて訪れた客は恐らく面食らうことになるでしょう。たとえて言うなら普通のラーメン屋と比較するとそれこそ乗用車とF1カーくらいの差があるといっても良いでしょう。
1. まず行列の後ろに走って並ぶ(これは三田店といっしょ)平均30分待ちは当たり前
2. 長い行列をひたすら待ってようやく席につく
3. カウンターの椅子に座るが、ここで「ラーメン1つ」などと注文してはまわりの失笑を買うだけである
4. 無言でひたすら待つとおやじ(注3)が「頼んでない人いいよ〜」という
5. ここで器の大きさ大または小のいずれかをおやじに告げる
6. しばらくするとおやじが「頼んだ人いいよ〜」という
7. 自分の好みのトッピングをつげる例えば「小ダブ野菜ましましからからニンニク富士山とうがらしあぶら地獄」などと呪文をおやじに告げる。
ちなみに小は器、ダブはブタの量を大盛り、野菜ましましは野菜多め(でも言わなくても同じ量らしいので単なる景気付けか?)からからはからめに(からからからまで存在。からがつくほど味が濃い目)ニンニク富士山、これは富士の高嶺の雪のごとくおろしニンニクをふりかけてというコマンド、地獄は量を意味する(ちょっと、いっぱい、地獄の順でトッピングが増える)
8. すると10秒後に自分のカウンターの前にどーんとラーメンいや二郎がやってくる
9. あとはわき目も振らず食べるのみ
とにかくこの注文方法を無視し壁にはってあるメニューを見て大盛りラーメン1つなどと注文しようものなら店の中はシーンと静まることは必死でしょう。
さて味ですがとにかく極太の麺(二郎は一般的に太麺ですがその中でもダントツでしょう)に三田系のしょうゆのきついスープに野菜の甘味が溶け出したスープにからんでなかなかのものです。特筆すべきはブタの角煮のようなチャーシュー。口のなかでほろっと崩れる感覚はたまりません…
最後に
二郎用語集
注1量産店;あまりオリジナリティーを感じさせない支店(たぶんフランチャイズかな)
例えば歌舞伎町、新橋、虎ノ門、神田、仙川、品川(未食)、蒲田(未食)
注2ジロリアン;最低でも週1または2回は二郎を摂取しないと禁断症状がおきるといわれる人々(吉祥寺店での公式用語??)
注3おやじ;どんなに若くも二郎をつくる人はこう呼ばれる
<額麺>
ラーメン450円、小ぶた550円、小ダブル650円、大520円、大ぶた620円。最近行ってませんのでちょっと値上がりしたかも
<近隣施設>
杏林大学、武蔵野日赤