ガクメン0080
【がんこ総本家】
<場所>
新宿区西早稲田3-15-7、12:00〜14:00、17:00〜23:00、日祝・スープの出来の悪い日休
<内容>
何人も寄せ付けない黒いシートとマガマガシイ牛のシャレコウベ。しかも、目が電球になって光っている(爆)。シートを開くと、まず4〜5人が座れる屋台が一台あり、その次に3人座れる屋台、さらに奥には4人が座れるカウンターが現れる。壁には家元が若かりし頃ボディービルダーとして結構な地位にいたんだなぁという写真が飾ってあったり、その他諸々のガラクタ(笑)が置かれていて、屋台がなければまるで貧乏学生の下宿のよう。そして一番奥にある厨房で家元の一条安雪氏が「がんこ」のラーメンを作っている。家元はごくたまにテレビに出るので、見た事がある人も少なくないはず。あの白いシャツと坊主刈り、口髭と長いアゴ髭という風貌は、益々もって一見の緊張感を高めてくれます。
かわいらしいバイト嬢が客あしらいをしてるのに面食らいながら、塩ラーメンとこってりのミックスを注文しました。待つ間も「きょうも又、咲くか咲かぬか我がスープ、咲かせてみせようがんこ花」という、家元直筆の書き物を見て背筋を伸ばしてしまう私(^^;
間もなく注文のラーメンが、、、おぉっ、ミックスは見た目もゴージャスじゃないですか(^_^)
パリパリという名の鶏の皮の唐揚げは、上品なケンタッキーフライドチキンという感じ。いい鶏を使っているのでしょうねぇ、旨いです。しかもそれらは、パリパリを保つように海苔の上にのせられています。
焦がしネギもパリパリした食感になるまで揚げてあり、同じく海苔の上にのせられています。
評判のチャーシューはAチャーシューとBチャーシューが2枚ずつ入っています。Aは普通のバラ肉を巻いたもので、口の中でとろけます。Bは山頭火(ガクメン6)のトロ肉のようなもので、唾液腺をギュッと収縮させます(*^_^*)
メンマも自家製でしょう、薄めの味付けが絶妙でした。
麺は縮れた黄色い細麺で、コシがあって流石がんこという旨さ。ずるずるし続けて、麺がまっ先になくなってしまいそうになりました
(^^ゞ
スープはしょっぱいです。でも、旨いんだよなぁ。しょっぱさにはグレードがあり、中間で4、薄くなると数が減り、濃くなると数が増えます。常連さんはコッテリの4.5!なんて注文しています。
がんこでは、ラーメンの三悪として「麺の茹で過ぎ、味もだしも薄い、スープがぬるい」を挙げてますが、ミックスにすると具が乗りすぎているためか、こころなしスープがぬるめでした(^^; この点は、まぁご愛敬!
食べ終わってお勘定の時、家元に向かって「ごちそうさまでした」というと、「ありがとう」の返事をいただきました。なんだぁ、ビビる必要ないじゃん(^^ゞ
(98.10.9)
久しぶりに食べに行ったら、チャーシューのA・Bはなくなり、二黄卵と焦がしねぎのカリカリが+100円のトッピングという、シンプルなスタイルになっていました。相変わらず旨い!(01.6.5)
<額麺>
塩ラーメン700円、醤油ベースのあっさり・中間・こってり700円、パリパリ800円、Aチャーシューメン900円、Bチャーシューメン1000円、ミックス(全部入り)1000円、焦がしネギ・カリカリのトッピング各100円。因みにカリカリとは、カリカリベーコンだそうです。
あっさり+カリカリ
<近隣施設>
国立国際医療センター