ガクメン0061

【ひごもんず】

<場所>
杉並区西荻北3-19-13、03-3301-2028、11:00〜翌1:30、無休

<内容>
ご主人の長谷川さんが、子供の頃から食べていたという味を出している熊本ラーメン。桂花で修行したそうだが、今は桂花より断然旨い(^-^)v
因みに私は熊本系が少々弱く、桂花も本店で何度か食べたのですが、どうもだめ。その経験から、周囲は高い評価をしているものの、なかなか足が向かなかった店でした。
スープは桂花と同じ白湯熊本系。しかし一口飲んだだけでトンコツライトではないことがわかります。使う豚骨は頭のみ。熊本の黒亭もそうですが、頭だけで取るスープは濃厚に見えても、それほどギトではありません。新鮮な豚骨をグラグラと長時間煮込むと、スープが完全に乳化してくどくならないそうです。私はもっとギトでもいいのですが(^^ゞ
変わっているのは、麺が二種類選べ、それによってスープの風味を変えているところ。熊本の標準的な太さの麺には、スープにマー油というニンニク油が加わり、博多系の細麺では胡麻油が加えられます。個人的には博多系の細麺が好きなのですが、熊本系の白湯トンコツとマー油の相性が好きなので、普通の麺の方を選んでしまいます。
具はチャーシュー、ネギ、メンマという基本の他にキャベツが加わり、桂花出身というルーツが覗えます。また、海苔が入るのと、熊本の基本であるキクラゲの代わりに茎ワカメが入っているところは独創的です。私はキクラゲの方がいいなー
そして、ひごもんずの最大のウリは角煮。味付けがそれほど濃くないので、スープの味を変えることなく、それでいて充分その存在をアピールしており、お客さんの多くが注文するのもうなずけます。チャーシュー、角煮ともう一つのトッピングであるルータン(煮玉子)の乗った、特製ラーメンを注文すると、とてもゴージャスなガクメンができます(^-^) (98.4.22)

<額麺>
ラーメン600円、ネギラーメン700円、チャーシューメン800円、角煮ラーメン800円、特製ラーメン900円、大盛り+100円、ルータン(煮玉子)100円、餃子350円。

<近隣施設>
荻窪病院