ガクメン0049
【香港麺新記(四谷店)】
<場所>
新宿区内藤町1番、03-3359-7138、11:30〜15:00、17:00〜翌2:00、無休
<内容>
香港に本店のある老舗のラーメン店。私の印象は横浜中華街にある香港料理系の店という感じ。「香港留学中に食べた味がどうしても忘れられない」と、社長の北浦氏(京大の担当者ではない)が香港本店の店主を長年に渡って口説き、その味を忠実に受け継いで、恵比寿、三宿、四ッ谷に店を出したという。トンコツベースの塩味スープは、確かに中華街の香港系の店で食べるそれと同じであっさりスッキリ。ほとんどストレートの細麺は日本製で、さらに極細の縮れ麺が香港製で100円高い。中華系の麺はどうしても柔らかく茹でられてしまいがちだが、ここの麺はシャキッとして旨いです。
鱧のすり身を団子状にした魚蛋(ゆんだん)が乗る魚蛋麺、プリプリの海老がそのまま包まれた雲呑が乗る雲呑麺、牛バラの煮込みの乗るアウラン麺、野菜の乗る菜麺等、各種トッピングの違いにより数種類の麺がある。また、トッピングのコンビネーションも可能です。麺もスープも具もなかなか旨いのですが、一点だけ難を言えば、コストパフォーソンスがやや低いこと。量的には少な目で、雲呑、魚蛋、牛バラが乗った値段が800円以上になると、どうしても中華街の方が安くて量が多いと感じてしまう。しかし、これは私の家が中華街に近いから感じることなので、本国と同じ物が東京で簡単に食べられると考えれば、ほとんどの方はどうということではないでしょう。(98.1.20)
<額麺>
雲呑麺800円、アウラン麺800円、菜麺600円、浄麺600円、ロウミン(和えそば)850円、香港麺はいずれも+100円
<近隣施設>
慶応大学病院