【千ひろ】

<場所>
調布市布田1-49-24、0424-99-0610、11:30〜14:00/18:00〜24:00、日休

<内容>
開店と同時に席が埋まり、お客さんの9割方が鯛骨スープ麺を注文する。昼・夜10食ずつでは、最初に入店できた人だけがありつけるく程度だろう。伊万里焼だろうか、広口の大きな器は、茹で湯の上で暖められている。そこへ鯛の頭と昆布で取ったスープがなみなみと注がれ、トッピングの白髪ネギ、針生姜、カイワレが繊細な味にあった彩りを添えている。鯛の出汁は、潮汁のように大きな主張をしておらず、嫌味のない上品さで口の中に広がってくる。個人的には少し甘さが気になるところだが、これは醤油味との相性を考えた味付けだろう。麺は中細の縮れ麺で、このスープに合った優しい麺だ。トッピングの薩摩揚げはその場で揚げられ、熱々のうちに食べられて旨い。スープに変化をつけたくなければ、別皿で出してもらえるのも嬉しい。(00.3.13)

<額麺>
鯛骨スープ麺900円、辛口らあめん700円、豚柔らあめん850円、焼豚らあめん800円、自家製さつま揚らあめん750円、野菜入温らあめん650円、味噌らあめん600円、醤油らあめん600円、手づくり餃子400円、別皿さつま揚げ400円

<近隣施設>
慈恵医大第三病院、杏林大学病院