【せたが屋】
<場所>
世田谷区野沢2-1-2、03-3418-6938、18:00〜翌2:00、日祝休
<内容>
店の中に一歩入ると、煮干しの香りが鼻腔を襲ってくる。スープは煮干し出汁がメインで節系もそれに続くように口の中に広がり、動物の出汁はほとんど前面に出てこない。しかし、無化調でこれだけインパクトを出せるのも大したものである。店主のコンセプトが「田舎っぽい味でインパクトのあるラーメン」なのだそうだ。麺は中太の縮れ麺で、けっこうコシのある茹で具合で出てくる。具はバラチャーシュー、メンマ、海苔、ネギ。チャーシューはのせる前にフライパンでローストされるので、温かい状態で食べられる。50円の半熟ゆで卵はお値打ちだ。カウンターに乗っている薬味のゴマニンニクは、スープの風味が極端に変わってしまうので、私はこのラーメンには合わないと思う。また、デフォでかかっている胡椒ももったいない気がするが、どうだろうか。もうひとつ、ここの目玉なのがひらつけめん。350gもある平麺はフェットチーネのような幅広麺で、和風出汁でパスタを食べているような気にさせられる。タレはやや酸味が加わっているが、気になるほどではなく、つけめんのあまり得意じゃない私でも食べ易かった。(01.1.12)
<額麺>
らーめん600円、ひらつけめん700円、チャーシューめん800円、つけめん650円、チャーシューつけめん850円、チャーシューひらつけめん900円、大盛+100円、杏仁プリン100円、半熟ゆで卵50円、のり増し50円
らーめん+半熟ゆで卵、ひらつけめん
<近隣施設>
国立東京医療センター