＜場所＞
北区赤羽1-38-10、03-3903-1575、11:30〜14:45/18:00〜21:45、日休（土夜のみ）
＜内容＞
二郎とか旧土佐っ子のような背油ギトギトのラーメンを動物系のジャンクとするなら、ここのラーメンは魚系のジャンクだろう。寸胴には蕎麦屋の返しを作るように削り節が浮かんでいる。鶏や豚の出汁もとられてはいるが、煮干しと鰹節の出汁がこれでもかととられている、いやっ、抽出されていると言った方が適切かもしれない。そもそも出汁というのは、メインの具を引き立てる役割だから､前面に出てこないのが普通なのだろうが､昨今の魚出汁ブームのスープは、それ自体がメインとなってきているので、どんどん出汁が強くなってきている。ここのラーメンはその最たるものであろう。テーブルには削り節が置いてあり､更に鰹風味を追加できると言うのだから恐れ入る(笑)。つけ麺主体であるためだろうか、ラーメンのスープは酸味が強い。これだけ鰹節を煮出していれば､酸味も強くなるだろうが、ラーメンには少し強すぎると思う。麺は太麺と細麺が選べるが、ここではモチモチの太麺でどっしりしたスープを受け止める方がよい。ミックス肉麺の具は、チャーシューがバラ４枚、ロース３枚、メンマ、ネギ。チャーシューは見た目に反して満足度はそれ程高くなかった。(00.11.14)
＜額麺＞
つけそば550円、半肉入りつけそば680円、肉入りつけそば800円、味噌だれ120円、らぁ麺500円、ちゃあしゅう麺750円、乱切りちゃあしゅう麺750円、豚バラ肉麺750円、ミックス肉麺800円
＜近隣施設＞
赤羽中央病院
